経緯というほどの経緯はない。友と行った飲みの帰り、北海道に行ったことがないので行ってみたいという話から、ならいってみる?という会話になっただけのことだ。なんとも軽快なこと!
はじめての北海道。見どころもたくさんだが、なにしろ広い北海道。広く見るならば免許が必須の様子。私といえば免許はもっているが生粋のペーパードライバーである。ゴールドだが乗っていないので違反も事故もしようがない。一度も負けたことがない、なぜなら一度も戦っていないから、という戦士と一緒だ。話が逸れた。友もどうやら車が得意ではなさそうだった。そうして足がなくとも楽しめそうな場所、すなわち札幌になった。
水族館、動物園、神社、市場、塔、それから少し足を伸ばして小樽へ行った。北海道の7月は想像していたよりは暑く、しかし本州よりはからりとしていた気がする。そんな会話をした。行った場所はどこもすばらしく、食べたもの(ジンギスカン、海鮮丼、スープカレー、札幌味噌ラーメン etc…)もどれも楽しんだが、旅の思い出で印象に残ったのは友の様子だった。
まず往路は飛行機を利用したのだが、出会いがしらにミニサイズのお茶をもらった。飛行機ではこのサイズがちょうど良いとのこと。私は内心、__どうしてこんなことをしてくれるんだろう__と面食らっていたが、お礼を言って受け取った。そういえばこの友は飲む前にウコンの力を用意してくれる人で、そのことをすっかり忘れていた。なんというホスピタリティだろう。この能力は一体どこで培われたものなのか、興味が尽きないものだ。
札幌市内とはいえ徒歩でほぼ移動したため、1-2万歩歩くことになり、ホテルに戻る頃にはくたくただ。私は普段1000歩も歩かない引きこもり生活をしているため、本当に足が本日の営業を終了し倒れ込むほどだった。早々に風呂を用意してお互い浸かることにしたが、友はマッサージ器具(ボール状のもの)を倒れ込んでいる私におもむろに手渡してくれた。さらにサロンパスをあげるから貼れと言う。ちなみに帰り道にクエン酸のゼリー状ドリンクも購入済みである。
マイパジャマに着替え慣れた手つきでマッサージをしている友をみて、私は感銘を受けた。
自分とはまったく習慣も価値観も違う人と一時過ごすと、発見があり、それはとても興味深く学びになる。
とりあえず、次から旅に出る時はサロンパスを持っていくことに決めた。




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